私のところへ悩みの相談に来る方の傾向は、大きく2つに分けられます。
・お相手の態度や連絡頻度など
・自分の行動が正しいかどうか
お相手の態度で悩まされいるのはほとんどが女性で、失礼な言動に傷ついたり、連絡が途切れて気持ちが冷めてしまったという相談が多く、それでも相手のことが好きだからなんとかしたい!という方はほとんどいらっしゃいません。
要は、私に交際終了の後押しをしてもらいたいのです。
当然、お相手を待たせたりデリカシーのない発言をする、お相手への「配慮」が足りない男性は交際が長続きせず、いつまで経っても結婚相手が決まりません。
自分の考えと異なる意見を議論によってやり込めて満足する男性も、お相手の意見を尊重するという「配慮」が足りません。
デートは全て自分の家から近いところだったり、自分のほうが多く飲み食いしているのに割り勘を求めるのも「配慮」が足りません。
ここは一度、お相手への「配慮」とはどのようなものかを見直し、自分本位で相手を選べるという勘違いを修正してみてはいかがでしょうか。
女性は自分がお相手からどう配慮されているかによって男性の評価をします。そして、お相手だけではなく周囲から自分がどう見られているかも重要なことです。
食事のあとのお会計で、レジの前でモタモタと割り勘の計算をしているのを他の人に見られたら恥ずかしいという気持ちを理解できないようでは、スマートに女性をエスコートできているとは言えないでしょう。
奢り奢られ論争も、男性視点では金銭的負担ですが、女性視点では自分がどのように扱われているかですので、男女がいくら主張を繰り返しても妥結点は見つからないのです。
「今日はごちそうしてもらったから、次は私がごちそうするね」
男性に対して尊敬の念があり、金銭的負担をさせたことに対する配慮ができる女性はこのようにバランスを取ります。
お互いが配慮のできるカップルだと、3回もデートをすれば真剣交際を意識するようになります。
次に、自分の行動が正しいかわからなくなって相談に来る方。
これらの方はほとんどが、自分の「配慮」が相手にマッチしているかを知りたい方が多いです。
「和食が好きだと言っていたのでこの店を選びましたが、喜んでくれていたかわかりませんでした」「お仕事がお忙しい中で会ってくださっているので、短時間で解散してもいいでしょうか」など、相手を思いやっての行動で期待した反応がなかった場合が多いように思えます。
この場合は、お店選びやお相手の要望と合致していたかどうかは即座に判断ができませんので、相談所の担当者同士でヒヤリングを行ないます。
お相手が配慮してくださったことにさえ気付いていなかったり、配慮した部分がズレているとその時に判明しますし、次回以降のデートはより良いものになります。
現在婚活中で、仮交際まで行くんだけどその後が全然ダメという方は、この「配慮」について考えてみると良いでしょう。
お相手へ不満を持つきっかけのTOPはデリカシーのなさです。お相手へ、また周囲への配慮ができるようになれば、デリカシーのない人という評価がされにくくなるはずです。
発言内容、連絡頻度、身だしなみ、デートでの振る舞いなど、配慮が必要ないシーンはありません。
配慮するということは、それだけお相手に興味を持つことが必要とされます。
婚活には必ず必要なスキルですので、ぜひ次回のお見合いから「配慮」を意識しましょう。
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